作者 西田優子

第37回有頂展 作品

【ちいさいおうち】押し花

(バージニア・リー・バートンの絵本より)

子供向け絵本の名作のイメージを、庭の植物で描いてみました。

背景 画用紙にパステル

材料 千日紅、カモミール、ヒューケラ、ノースポール、アリッサム、

アジアンタムミツバ、シルバーレース、柏葉アジサイ

ピペリカム等


【チコリの妖精】色鉛筆画

(シシリー・メアリー・バーカーの水彩画 模写)

なるべく庭で育て、観察したいところですが、チコリは植えたことがありません。ボタニカルアートに近づけたかったので、画像を参考にしました。


【漆工芸】金継ぎ・螺鈿・卵殻モザイク・蒔絵


金継ぎは、母の陶芸作品を修理するために少し習いました。

今回の食器は古道具屋さんで出会ったお品です。

螺鈿は、器をリューターで削り、漆を塗った上に螺鈿シートを細かく乗せます。

卵殻モザイクは、漆を塗った上に卵殻を砕いて乗せます。

少し青みがかっているアローカナの卵を使用。

蒔絵は無地のお箸に図案を色漆で描きました。


第36回有頂展 作品

【ネーデルランド 追想】

開花直前の姿がドラマチックで、中世オランダで起きたチューリップバブルを思い起こしました。

当時、球根一個が家一軒のお値打ちの品種もあったそうです。

(色鉛筆画)


【ペルシャより】

ご近所さんから頂いた、お庭のザクロ。原産地のイランから、どれくらいの時と道のりを経て、この地に根付いたのでしょうか。(色鉛筆画)


【巴里 ル・シャ・ノワール】

18世紀パリの文豪キャバレー

「黒猫」のポスターを、切り絵と庭の花、オーガンジーなどでデザインしました。


今回は「旅」がテーマ。

過去への空想、時間旅行です。

それぞれの時代の空気感を想像するのも楽しい時間でした。


第35回有頂展 作品

【ごちそうさま】                                              色鉛筆画

普段は、手渡しできるお土産も、配送しなければいけないご時世です。

下さった方に感謝を込めて

ごちそうさま。

早くお会いできますように。


【しゃくなげ】品種 プレジデントルーズベルト                      色鉛筆画

西洋石楠花。花は友禅のようなボカシ、葉は、クリーム色の斑入りです。

ボタニカルアートは、細部を正確に描写するので、おしべの本数、花粉の玉の向きなど苦労しました。


【ありがとう】               ステンドグラス風の切り絵と押し花

ガーデニングが大好きなので、沢山の植物を押し花に。

いつも綺麗に育ってくれてありがとう!